パソコンの選び方

WindowsかMac OSか?

本学ではレポート課題でMicrosoft Office、オンライン授業でGoogle Classroomを使います。

Windows、Mac OSのどちらかであれば大丈夫です。ChromebookやiPad等のタブレットの場合、インターフェースがOfficeに合っていないため、レポート課題で使いにくい事があります。

WindowsとMacとでは、付属のアプリケーションが異なります。迷った場合にはインターネットで検索をしたり、初学者向けの本を読んで調べる事をお勧めします。自分が使用しそうなアプリケーションが入っているかを決め手にしても良いと思います。

デスクトップかノートか?

デスクトップは、マザーボードが筐体に収まっているもので、ディスプレイ・キーボード・マウスが別々になっています。これら外付けの部品は交換可能であるため、自分が使いやすい部品を選ぶ事が出来、故障も少ない事が多いです。また、常時電源を引いているため、処理速度はとても速く、長い間使えます。

ノートパソコンには、内部にバッテリーが入っており、電源を引かない状態で持ち運ぶ事が出来ます。画面を他の人に見せたい時に、スクリーンに大きく投影させる事が出来てとても便利です。マルチモニターと言って、外部ディスプレイを増設する事が出来るので、デスクトップと変わらない機器として使う事が可能です。バッテリーが長持ちし、8時間以上もつ物にした方がいいでしょう。

デスクトップ、ノートのどちらもディスプレイを長く見続けるため、性能について十分調べた方がいいでしょう。デスクトップは23インチ以上、ノートの場合ですと13インチ以上、ともに解像度は1920×1080以上あると、レポート課題が楽に進みます。視野角といって斜めから覗いてもきれいに見えるか、パネルの性能も重要です。TN、IPS、VAの3種類ありますが、それぞれに特徴があります。本学のPC教室ではIPSパネルのものを購入し、ご好評いただいています。最近はサイズが大きくて性能が良いものが1~2万ほどで売られています。ビッグカメラ等の家電量販店には沢山の展示がしてありますので、是非実物を見に行ってください。

また、本学ではZoomやGoogle Meetなどのアプリを使って、遠隔授業をする事があるため、マイクとカメラが必要になります。ノートにはだいたい付いているのですが、デスクトップにはない事があり、購入する際にはあるかどうかを確認してください。

CPU、メモリ、ストレージ等の仕様

パソコンは沢山の部品で出来ています。部品の性能表を仕様(しよう、スペック)と言います。仕様は公開されていますので、スマートフォンで製品名で検索したり、店員さんに教えてもらってください。

パソコンにはCPUと呼ばれる心臓の様なものがあり、CPUによってパソコンの性能と値段が変わります。Windows、Macともに実績があり、スピードが速く安定した動きをしているのがIntelのCPUです。Core i3~i9 という名前が付いています。数字が上がるほどスピードが速くなり、値段が上がります。Appleは最近新しいプロセッサM1を開発しました。こちらも処理速度が早く高性能です。

メモリはプログラムを稼働させる部品です。容量が大きい程、高機能のプログラムを動かす事が出来、高価になります。大学ではClassroomを使うため、8GB以上が必要になります。ブラウザはじめ、年々プログラムは高機能になっていますので、多めの物を買うと、長期間の使用が可能です。

ストレージは、プログラムやデータを保存する部品です。大学では映像、画像等の資料をダウンロードする機会があるので、256GB以上をお勧めします。必ずアクセス速度の速いSSDを選んでください。保証期間は、メーカー保証が1年ですが、ショップで延長していただく事も可能です。バックアップ用の大容量外付けHDDも1台購入し、定期的にデータをコピーしておくと、万が一の故障の際に安心です。